ブラジルで日本祭り 郷土料理など日本文化紹介

世界最大の日系人社会があるブラジルで日本祭りが開かれ、多くの人が県人会が提供する日本各地の郷土料理を楽しむなど、日本の文化に触れました。

ブラジル最大の都市サンパウロで８日から始まった日本祭りは、日本文化を紹介しようと地元の日系人団体が毎年開いているもので、ことしは２００を超えるブースが設けられました。

このうち、県人会が用意した日本の郷土料理を提供するコーナーでは、高知県のかつおのたたきや山梨県のほうとう鍋、それに京都府のみたらしだんごなどが販売され、多くの人でにぎわいました。

このほかＪＯＣ＝日本オリンピック委員会が２０２０年に東京で開かれるオリンピックとパラリンピックをＰＲするブースを設けました。

ここでは、足湯を体験したり、来月開幕するリオデジャネイロオリンピックの選手たちを応援するための折り鶴を作ったりできるコーナーも用意され、多くの人が訪れていました。

足湯を初めて体験したというブラジル人の女性は「とても気持ちよかったです。ほかのコーナーを回ったあと、またここに戻って疲れをとりたいです」と話していました。